【ブログ】日本企業の人材育成に対する投資は少ない!?

日本企業は人にお金をかけている?

2020年4~8月は、新型コロナの影響で研修案件が少なく比較的静かでした。前年比3~4割減といったところでしょうか。

その分、投資や勉強に時間が割けたのは良かったのですが、上半期に研修を実施できなかった企業や、オンライン研修の可能性を見出した企業が9~12月に実施し始める事もあり、かなり忙しくなりそうです。

「さすが日本企業、こんなご時世でも人にはちゃんとお金をかけてるな、人を大事にしているな」と言いたい所ですが、実はそうでもないのです。

 

OJT以外の人材投育成資額は先進国でも最低ランク!

こちらは日本のOJT以外の人材育成投資額の対GDP比のデータです。

https://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/sansei/jinzairyoku/jinzaizou_wg/pdf/005_02_00.pdf

(生産性向上につながる 人材投資・人事改革 – 経済産業省、経済産業省(2017)『「雇用関係によらない働き方」に関する研究会・報告書』より)

アメリカ、イギリス共に1%を超えていますドイツ、フランス、イタリアにおいては1.5%を超えています

それに対して日本は0.25%を切ったところで、ドイツの1/6程度でしょうか。

 

「日本企業は人を大事にしている」というイメージはあるものの、データを見ると意外にそれほどでもない、

むしろ先進国の中ではGDPの割に人材育成に対する投資は少ないという結果になっています。

 

「日本企業は人を大事にしている」というイメージはあるものの、データを見ると意外にそれほどでもない、

むしろ先進国の中ではGDPの割に人材育成に対する投資は少ないという結果になっています。

 

 

労働生産性と成人教育参加率には相関関係がある

「だから何なの?」ですが、前述の資料には労働生産性と成人教育参加率には高い相関関係があることが示されています。そのため、生産性を高めるには人材育成が対策の一つであり、生産性が上がらないのは人材育成の機会が足りてないのでは、という事が考えられます。

勿論、人材育成は我々のような研修会社だけではなく、企業の内製化や大学等の教育機関を活用することも十分考えられますし、そうあるべきだと思います。

しかし、大手企業はまだしも、中堅・中小企業では内製化も難しい、日本の大学もそのような機能を有しているところは少ないのが現状です。そのような中で、うちとしては中堅・中小企業の人材育成をサポートさせて頂きながら、内製化の手伝いもしております。

また、個人的には、我々のような研修会社だけではなく、大学等も含めて日本全体が人材立国・教育立国を果たせるよう応援していきたいと思います。

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